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小田原生まれの小田原育ち、両親は神田の生まれの江戸っ子であるが疎開先の小田原で生まれた為、江戸っ子になれず。
平成19年某大手電気メーカーを目出度く?完全リタイア。
毎日が日曜日の生活に突入す。
在職中は退職したら趣味の世界に邁進するつもりだったのだが、怠け者の性格から現在の生温い環境に、ぬくぬくする情けない爺であります。
一度、8年位前に「浜ちゃんの釣小屋」と言うHPを立ち上げたのですが、忙しさにゆえ(無論言い訳)1度も更新することなく放り出してしまいました。このHPはそのリメーク版です。
訪れた方が参考になった。と思って頂けるようなHPに育てて行きたいと思っています。暇は腐るほどありますから。
釣りに最初に出会ったのは、小学校低学年の頃、親父がやまべ(おいかわ) 釣りが好きで近くの川で一緒に釣っていたのが始まりです。
釣りに飽きると川に入って遊び、暑い時などフルチンで泳いだ事が、良い思い出として残っています。
成人となって親父も亡くなり、いつまでも雑魚釣ではと思うようになり、その頃から幻の魚と言われた渓流魚に挑戦したくなりました。
初めて向かったのは鬼怒川上流。まだ自家用車は高値の花でしたので、レンタカーで出かけました。1日目は当たりも無く、2日目、峠を越え南会津の鱒沢川へ。この日もまったく釣れず日も落ち目印が見えなくなる頃、やっと山女が釣れました。
この時自分でも予想外だったのですが、やっと釣れたという感動のからか背筋がゾクゾクっときたのです。
このゾクゾクが後の数十年、渓流の虜にしました。
甲斐性なく所帯も持つことなく気ままな身であったため、後に車も購入できるようになり、全国を旅行気分で釣りをしています。
我が家では少々高台にある為、箱根連山の上に堂々とした富士山を見ることができます。
子供の頃は、家から遠くの田んぼを見渡すと、春は菜の花で黄色くなったり、レンゲ草でピンク色になったり、田植えが終わると緑色にたったりと、色で季節が読み取れました。
又今では田んぼも宅地に変わり、川も汚れ泳げる水質ではなくなりましたが、まだまだ良い所です。
小田急線の駅名に「蛍田」「富水」(トミズと読みます)があり、昔はほたるがいっぱい飛びかっていましたが、流石に農薬には勝てず少なくなりましたが「富水」は今でもあちらこちらにきれいな水が自噴しています。
田植えが始まって細に水が流れるようになると、何処に居たのか真鮒が産卵し小鮒の群れが見られ、他の魚も産卵し,小魚-どじょう-ザリガニの大都会になります。
足柄平野の真ん中を流れる酒匂川(サカワと読みます)は、丹沢ダムから直接平野に水を流しているため水質は良く、鮎釣りでは 相模川(サガミと読みます)と並び神奈川県での人気を二分しています。残念ながら酒匂川の上流は山女の放流も有りますが、下流は少ないようです。