f

釣り雑誌の情報
下記の記事は過去1〜2年前に発行した雑誌の抜粋です。著作権等問題が有りましたらご一報ください。即時削除いたします。

里川に行こう 資料(株)海悠出版 「最先端の渓流釣り'07」

@荒川支流 天戸川(福島県)GUIDE金子勝則氏
下流部でも水質がよく、全域でヤマメ、上流部ではイワナが狙え、餌師はもとよりフライマンにも人気が高い。水量はシーズンを通して安定しており、雨天時の急な増水もなく濁りも遅い。
ヒラタ、岸際のボサ周りではピンチョロ下流域ではクロカワも採取できる。日によってはミミズ、ブドウムシなどが当たりエサとなる場合もある。近くの摺上川支流・小川が、同じ入漁券が使用できるので逃げ場となる。
庭塚大橋下流 楽々入釣で川虫採取にもおすすめ根掛かりに負けなければ確実に釣果
天戸橋上流 堰堤下に魚が溜まる数釣り場ゆえ細糸が有利。大庭橋下流一発大物も期待クロカワムシが当たりエサ
■遊漁期間/4月1日〜9月30日
■遊漁料/日釣り900円
■問合わせ/阿武隈川漁協岱024・553・0488
A那珂川支流:荒川(栃木県)GUIDE渡辺立美氏
461号線上下付近 放流魚がメインとなるため解禁当初、5月連休前の放流時が数釣りのチャンスとなる。人気河川なため細糸仕掛けが有利となる。餌もイクラが有利であるが、釣り渋ったら他の餌にかえよう。見栄えのしない平坦な流れが多いが、お勧めは東荒川の西荒川合流点上流。下流にはキャッチ&リリース間もある。ここは下流域のようなスーパー山女は望めない。春の一日のんびり気分で如何。
■遊漁期間/3月1日〜9月19日
■遊漁料/日釣り1400円
■問合わせ/鬼怒川漁協028-662-6211
B利根川支流:吾妻川(群馬県)GUIDE坂本悟氏
ここで紹介する釣場は西窪地区であるがJR吾妻線終点大前駅前から下流西窪橋付近である。大前駅前の大前橋下流はもっとも人気のポイントである。川底岩盤に溝がありこの溝に良型がつく。ここから500m下流にからさわ橋がある。この橋下流は大場所となってお良型のイワナがついている。又ここから500m下流に西窪橋がある。橋の上流にテトラや大石が入り深さも1.5〜2mと深く1級のポイントとなっている。
■遊漁期間/3月1日〜9月20日
■遊漁料/日釣り1000円
■問合わせ/吾妻漁協0279-75-4114
C狩野川(静岡県)GUIDE高橋環五朗氏
「踊り子」で有名な天城山録を源とし周囲に有名な温泉が点在するが、その割には水は綺麗である。春はアマゴ、初夏からはアユで有名である。
ここの中流部に尺物のアマゴが釣れると言う。場所は修善寺橋の1つ上流にある遠藤橋を渡り県道349号線を上流に春日神社手前の鈴木オトリ店看板をたよりに農道を入ると川原にでられる。
ポイントは深場・荒瀬となる。餌は川虫が取れる。トロ場にはカワムツやハヤもいる。
■遊漁期間/3月1日〜9月30日
■遊漁料/日釣り1100円
■問合わせ/狩野川漁協0558-72-5945
D千曲川支流:依田川(長野県)GUIDE木下一紀氏
上田市の南から千曲川に合流する川で上流にダムがないため水量が安定し、上流の大門川と共に人気の河川である。
大物は最下流にある東郷橋上流テトラがある付近。テトラ際を攻めたいが対岸へ渡らなければ攻められない。しかし流れの押しがが強いので注意が必要。
中流部、武石橋少し下流ゴルフ練習上から付近から上立岩堰堤までは堰堤や淵、エグレ等複雑な流れに大物が潜む。
上流入大門地区、モービルの手前を右折すると川に出られる堰堤と瀬の連続となる。
■遊漁期間/3月1日〜9月30日
■遊漁料/日釣り1260円
■問合わせ/上小漁協0268-22-0813
E勝木川(新潟県)GUIDE奈良忠
新潟県北部を流れる小河川である。山形県に貫ける国道7号線沿いを流れる。渓相は豊で下流のヤマメ上流のイワナと国道沿いを流れるので入渓しやすい。下流域は夏地元の方達を中心にアユ釣りで賑遭う。アメマスやサクラマスも遡上するが、サクラマスは漁協への申し込みが必要。釣り人が多いと抽選になります。
イワナ・ヤマメは明月橋・笠取・上大鳥トンネル付近がおすすめ。
■遊漁期間/3月1日〜9月30日
■遊漁料/日釣り1000円
■問合わせ/山北町大川漁協0254-77-3111


尺ヤマメに挑戦

@「渓流釣り2007」 株式会社コスミック出版 釣り人;渡辺立美氏・仲田邦夫氏 2006年
対象河川:鬼怒川ー阿久津大橋から上平橋10km 田んぼへの水引きが始まる4月下旬から
ラインー0.25〜0.3 40cm級は0.6まで使用 餌・・・クロカワ虫 釣果・・・最大38cm
解禁・・・3月1日(大谷川は4月1日) 鬼怒川漁協028−662−6211
 入漁料1400円
A「北の本流」 釣り東北社 夏坂義徳氏
対象河川・・・奥入瀬川中流域 4号線相坂橋から十和田湖町法量橋
シーズンイン・・・5月下旬 解禁・・・4月1日  入漁料400円
ライン・・・0.6〜1.0 オモリ:B〜5B 針:8〜10
4・5月・・・4号線相坂橋から十和田湖町法量橋
6月・・・六戸町周辺の落差のあるポイントの巻き込み・深瀬の頭や尻を、やや重のオモリで低層をゆ      っくり流す。
7月・・・御幸橋堰堤や熊ノ沢川合流付近を、降雨直後の濁り始めか濁りが取れる頃、やや重のオモリ     で低層をゆっくり流す。
8月・・・広瀬橋から大堀橋。基本は流芯のヨレを流すが、大雨が降った後に遡上する為、チャラ瀬の      石周りもを丹念に流す。
9月・・・下流から上流まで。産卵行動が始まるので緩やかな流れを朝夕マズメに重いオモリでゆっくり     流す。
六戸町漁協0176ー55−2080   藤坂漁協23−3497
十和田湖町漁協 72−2201     奥入瀬漁協23−7175
B「北の本流」 釣り東北社 西城浩氏
対象河川・・・気仙川         場所・・・矢作川合流付近〜鏡橋付近
ライン・・・クレハのクロロカーボン「GM渓流」0.4号通し
針・・・オーナー針「スーパー山女魚」7.5号        餌・・・ミミズ2匹房掛け
3月・・・矢作川合流下流域。雪代が終わり水温が8℃を超えてからトロ瀬の石周り。所々に伏流水がある所。
4月・・・舞出橋周辺の瀬落ちの開き。中旬頃戻り系の大型の群れが遡上してくる。水深(1m以上)のある開きが本命
5月・・・岩沢橋付近の深瀬やガンガン瀬。局地的に深い場所が本命。足場が良いので細糸で底を流す。
6月・・・禁漁
7月・・・小府金周辺の深瀬、淵  注1
8月・・・田ノ上橋上流。笹濁り時、ガンガン瀬の白泡の中を重いオモリで叩くように攻める。
9月・・・小府金周辺の深瀬、淵  注1
注1この川は放流量も多いが釣り人も多い、又殆どがゼロ釣法なので魚へのプレッシャーが強い。ア    ユが解禁になると大勢の釣り人が入るので、これもプレッシャーと共に学習している。
   少しでも違和感があると直ぐに吐き出してしまう。鮎師の間隙を縫いながら、ささいな変化を見逃   さない腕と、感度の良い竿が要求される。

気仙沼漁協0192−46−3841 入漁料800円

C「北の本流」 釣り東北社 渡辺博氏
対象河川・・・岩見川
秋田自動車道と日本海東北道交差下流域から三内川と岩見川合流付近
ライン・・・バリバス「渓流プロバージョンV]0.3〜0.6
針・・・グラン「きじ・ぶどう虫」2〜3号         餌・・・ミミズ
5・6月・・・戸島の二段堰堤下流、雨降り後良型がたまる。右側護岸帯から
6・7月・・・戸島の旧「鯉くらぶ」堰堤下流。中州があり、流れの合流付近から下流の橋まで。高水位        時狙い目。
6〜9月の減水時・・・式田河川公園前。瀬からトロに変わり水深が深くなるあたり。対岸の流芯を狙う。
6〜9月の増水時・・・坂本橋上流。川がカーブしているあたり、瀬頭から瀬尻をジックリ狙う。下流にも              ポイント有り。
7〜9月の平水時・・・赤平橋左岸の道を下り中洲前でP中州下流がポイント対岸の深場から流芯に               出てきてヒットする。
7〜9月の高め時・・・上記上流、橋下から変化の乏しい流れだが、増水時に大物や良型の数釣りが               出来る。
7〜9月の低め時・・・大沢橋下流。この付近で一番深い。瀬頭から流芯、対岸攻めなので無理をしない。
7〜9月のやや高時・・・大沢橋下流。川原のPスペースから釣り下がる。対岸にブロックが入り大物                の可能性大。
8〜9月の低め時・・・通称「学校下」の橋のすぐ下流。水深があるので好場所までは下れないが、瀬              頭寄りの対岸ボサも良い。
8〜9月の平水時・・・通称「学校下」と呼ばれ一番の大場所であり有名。餌釣りでは攻め切れない。

   岩見川漁協018−882−3734  入漁料1200円 3月下旬