この沢は3回目である。いつ来ても変わらぬ釣果がでるのでつい来てしまう。なぜか他の釣り
人に遭った事が無い。最初に訪れたとき良く釣れるし、釣り人はいないし、禁漁の川かと心配に
なった。釣券発売所がない?ので自然繁殖かと思った。イワナとヤマメの混生である。流石に
今回は初回ほどの当たりは無かったが、そこそこの釣果があった。
途中流れの緩やかなフールがあり、大量の魚影が見える所がある。残念ながら餌には見向きも
しない。釣り人が少ないはずなのにスレているのか。仕掛けがばればれなのか。原因不明。
今回上流に向かって車を走らせていると突然の道路工事。良く見ると川沿いの道の工事では
なく川を(谷を)横断する陸橋を造っていた。こんな山の中になぜ道路が必要なのかわからない
が、河川に影響がなければと思わない訳にはいかない。この辺の道路に渋滞は無かったが、
よそ者の私が批判は出来ないが無駄でない事を祈るしかない。
野尻川上流(地図)
ここは福島県南部昭和村に流れる野尻川とその支流玉川の上流です。
訪れたのは6月中旬、天気も晴れていて無風と釣りやすい日でした。田島から400号線で舟鼻
峠を越え上流に入ります。
沢は幅1m〜2m、水深さはくるぶし程度でした。岩魚が走るのが見えますので魚影は濃いと
判断されますが、釣果はチビ岩魚ばかりで残念でした。今年ははこのチビが大きくなっているか
と思うのですが、このような川を翌年再訪して中型を釣ったためしが有りません。翌年来ても又
チビばかりのケースが多いのはなぜでしょう。
野尻川本流は尺物が釣れるようですが、まだトライしていません。詳しくは青木さんがUPしてい
るHP「イワナの季節」を訪問してしてみて下さい。(リンクのページに記載)下流域には温泉も
2箇所ほどあります。ご利用下さい。
阿仁川支流小又(秋田県)
夏休みに秋田県へ釣旅行をした。その時立ち寄った川でである。以前この川の上流にある
太平湖を見に行ったことが有り、気になっていた。
阿仁前田から太平湖に向かう途中、以前に来た時には無かったが、大規模なダム工事が行
わていた。がっかりして引き返そうと思ったが、工事現場下流に車ごと川に降りられる所があ
ったので、様子見のつもりで竿を出した。期待はしていなかったが25cm前後のイワナやヤマメ
次々と釣れた。釣れる理由は後になって解った。
しばらくするとヘルメット姿の現場監督風の方がこられ、「ここは工事区域に指定されているた
め危険防止の立場から立ち退いて下さい。」と言うような事を丁重に言われ追い出されてしまっ
た。ここ何年か釣り人が入っていなかったようである。ダム完成後ダムからどのくらいの水量を
放水するのか不明だが水量によっては期待できそう。
魚野川中流域(地図)
ここは今更私が釣行記を載せる必要が無いほど尺物の釣り場で有名ですが、昨年6月釣仲間
と5人で行ってきましたので報告いたします。夜出発し23時頃ペンション着き、翌朝恒例の朝飯
前の釣に行く。
湯沢と石打の間に国道にかかる石打トンネルがあるが、トンネルを出て坂道を下り切った所
に信号がある。ここを左折すると直ぐに橋に出る。この橋から200mくらい下流に水量の太い
川が合流する(小黒川?)。魚野川に来ると先ず竿を出す所である。今回も27cmのヤマメを頭
に朝飯までの短い間に7尾釣れた。ここから300m位下流で仲間が朝飯後、5分ほどのやりと
りの末、尺をあげた。この日は小雨が降ったりやんだりの生憎の天気であったが、全員が満足す
る成果であった。、翌日は汗ばむほどのドピーカン。逆に釣果はさんざんであった。
下流にここも有名な登川があるが、その手前に田んぼの中に小さな川「串川」がある。この川
は川底からの湧き水があるらしく少し上流に行くと極端に水量が少なくなる。川全体が水草に覆
われ釣りにくいのだが、魚影はすこぶる濃い。
2日目あまりの貧果に「串川」を思い出したが、はるばる新潟まで来て本流から逃げ出すのは
情けない、と思い止まった。お子様や、初心者にはおもしろかもしれない。余談だがこのあたり
はコシヒカリで有名だが、いたるところに田に引く用水路が走り水も綺麗な為、渓流魚が入り込
んでいる。サンダル履きで釣るなら良いがウエーダー履いては恥ずかしい。
神通川(高原川)
奥飛騨の高原川は昔は好きな川であった。今ではフライフィッシングですっかり有名になってし
まい、釣果においては昔とは比べようもなく残念です。又ある体験からすっかり足が遠のいてし
まいました。
ある雑誌で下流部で大物が連れると言う記事を見てちょと寄ってみました。安房峠を超えひた
すら下流を目指すものの、川に入る場所が見つからず、ノーベル賞で有名な神岡カンデラのあ
る神岡町まできてしまいました。そこで思い切って高原川と山田川が合流する所から更に下流
に走り、国道際の小さなパーキングスペースに車に止め川を覗いてみました。水量は大変多い
いのですが、川原もあり川の中に大きな石も点在し、いかにも大物の気配充分に見えました。
ラッキーな事に駐車スペースから細い道ですが川に降りる道がありました。8.2mの竿に
ブドウ虫を付け1時間ほどで2匹の釣果ですが、鰭ピンの綺麗な奴が釣れました。
残念ながら水量が多く川幅いっぱいに流れているので、河通しが出来ません。又国道から川原
までの落差がかなりあります、交通量も多く車で走りながら場所を見つけるのは不可能です。川
通し出来る水量になったら。面白いと思います。
秋田県桧木内川(地図)
この川の釣り場は田沢湖の北西にあり、田園を背景に走る秋田内陸縦貫鉄道沿いを流れる。
この鉄道を走る1両編成のディーゼルカーが田園の中を走る様はなんと微笑ましいく私の大好
きな風景であります。
釣り場は鮎釣で有名な角館を流れる桧木内川の上流で、いわゆる「里川」です。どちらかと言
うと支流の「山釣」の方が多いのではと思われます。雑誌等では角館周辺で尺ヤマメが出ると
話題になりました。
私の入るのは黒沢地区から上流で危険な場所も無く、川通しが可能で初心者向きで有りのん
びり過ごせる好きな釣り場です。平日なら他の釣り人に遭う事も無いでしょう。ここも10年前くら
い前に最初に訪れてから、余り釣果に変化がなく数回来ています。今年来たときには減水気味
で、チビが多く残念でした。
上桧木内に民宿が2、3軒あります。田沢湖周辺には温泉宿もたくさんあり宿の心配はありませ
ん。
田沢湖は玉川温泉の強烈な酸性湯が流れ込み、魚は絶滅したと思われていたようですが
中和作業の効果で徐々に魚が増えてきつつあるそうです。
小坂川(小坂川)
5月連休に飛騨川支流秋神川を目指したが、前線が通過したのか急に天候が悪化しどしゃ降
りとなり気温が急速に低下した。やも無く次の日に予定した小坂川をめざし峠をこえた。尾根付
近は雪だった。
大洞川と濁河川の合流点の落合付近に大勢の釣り人(家族連れが多い)が出ていた。釣り大
会?の為放流があったようで、さながら釣堀状態だった。
私はそこから小坂川を2kmほど下り、釣り雑誌に出ていた学校裏に入った。上流の混雑が嘘
のように誰もいない。対岸の岩に流れがぶつかりえぐれ2m以上深い。見るからに大物の着き
場である。周辺も大石が点在する絶好の場所である。
残念ながら尺は出なかったが25cm前後の鰭ピンのアマゴを5尾手にした。蛇足だが川虫を
採るため小石を足でかき混ぜていたら、死んで間もないと思われるアマゴの稚魚が2尾も網に
入った。不思議である。また小坂川のキンパクは皆赤っぽい色をしていた。