2019年


依田川本支流9月26日~28日

 当初春に行った宮川方面に行こうと思って仲間にメールを送った所、「9月半ばで禁漁だ」と指摘され急遽2年前に行った依田川に変更する。

 中央道諏訪湖SSで待ち合わせ昼食。岡谷ICで降り142号線を北上する。新和田トンネル有料道路を抜け直ぐに右折。まもなく依田川最上部の支流、男女倉沢川が見えてくる。

 前回、型は小さかったが魚影は濃いと判断したので再度訪れた。既に1組の釣り人達が入渓していた。期待をしたが釣り切られたのか、警戒心が強くなっているのかアタリが遠い。

 早々に諦め車に戻り有料トンネル手前を左折し峠越えで大門川に入る。昨年仲間が尺オーバーのイワナを釣った前後に分散して入る。



 私は竿を出さず車で大門川を下りながら我々爺達でも入渓し易いポイントを探す。しかし道路との高低差があったり、葦が深く川通しでないと釣りにならない。お年寄りにやさしいポイントが見つからない。本沢合流点から間もなく旧道と思われる分岐を入る。道路と川が近い。護岸されている。橋の上から仕掛けを落とすと一投目で綺麗なオマゴが釣れた。穴場を発見かと思いきやその後アタリさえ無い。
 昔20年以上前に依田川本流で良い釣りをした記憶がある。五十鈴川合流付近と記憶している。行ってみたが全く当時の面影が無い。当時は川の土手を歩いた記憶があるが木々も生え全く川に降りられない。降りられそうな場所に目星をつけ仲間の所へ向かう。
 皆さん貧果であったそうだ。早めだが今日の宿白、樺湖湖畔の「パイプのけむり」に向かう。

  翌日依田川支流野々入川に行く。前回この川の上流の堰堤で、偶々車に積んであったルアーを引っ張り出し、1本のルアー竿を全員で交代しながら遊んだ。堰堤の上の溜まりでルアーを追いかけて来る魚をみて大いにはしゃいだ。しかし今回その堰堤が見つからない。林道を行ったり来たり。国土地理院の地図をスマホで見ながら探す。やっと見つけた堰堤は、何故か水が抜かれ底がむき出しになっていた。他の場所に入った仲間も釣果無し。

 依田川合流近くの旧中山道和田宿にあった蕎麦屋に入る。ご主人お勧めの「ヒスイ」蕎麦を注文。メニューにないが特別な方法で栽培した蕎麦粉だそうだ。残念ながら我々の舌では違いが解らなかった。

 次に向かったのは昨日下見をしておいた依田川本流の目星をつけた2か所に分散して釣る。竿を障害物を気にせず振り込めるのはやっぱり爽快である。釣果は残念な釣果であった。

この日の宿は同じ白樺湖畔のペンション「サワルージュ」である。



宿の詳細はブログに載せましたので参考にして下さい。

 翌日の朝飯前「音無川」に入る。道路沿いで足場が良く、堰堤の連なる川であった。爺さん向きの釣り場である。期待はしていなかったが、仲間の一人がライズを発見、皆やる気になる。しかしそこに車に乗ってきた若者が降り立った。監視員だ。日釣り券購入を要求された。時刻は朝6:30分。こんなに早くチェックに来るとはビックリ。朝飯前のチョイ釣りのつもりなので、まだ日釣り券は買っていない。まして昨日の川とは漁協も違い券を売っている所も調べていない。こんな状態で強引に買わされすば一言言いたかったが、我々が宿に財布を置きっぱなしな事も有り、購入場所を教えてくれ、この川の特徴まで教えてくれたので、好印象で監視員と別れた。ここでは仲良く全員一匹づつ綺麗なアマゴをてにした。もちろん即リリースした。

 今日は帰る日だが釣りが出来るのは昼までだ。帰り道に釣り場がないか検討してみた。国道20号線に沿って流れる釜無川に決める。
しかし県境付近は獣避けの柵が張り巡らされ、中には高電圧が通してある所まである。川に入れない。少し下って道の駅にはいる。ここの駐車場から川に出られた。しかし全面浅く、石も小さい。見るからに居そうもない渓相だ。実際全員アタリなし。
今回全体を通して貧果であった為、皆やる気を無くしジ・エンドとなった。


宮川本支流6月13日~15日

 
いつものメンバー6人で出かける。
中央高速を松本インターで降り、梓川を遡り、安房峠を越え小八賀川へ向かう。
この川は全体に川に降りる所が限られ、降りても川通しが出来ず上り下りを多用しなければならず、老人向きではない。
 上流域で降りられる場所を探していた所、畑仕事の方が居られたので状況を聞く。すると畑を指さし「これは熊の足跡だ」と言う。行政から注意喚起の知らせが出ているから注意が必要と聞かされる。
 即ここは止め、少し下流の道路から川の全体が見渡せる場所に分散して入るが全員アタリすらない。入り易いので釣りきられたか。

 下流の丹生川町北方に有る今日の宿の古民家「御宿四反田」を確認し、荒城川を偵察に行く。川幅2・3mの畑の中を流れる小河川だ。ウエダーも履かず岸から竿を出す。残念ながら釣れる魚も1才魚?かと思われる放流サイズばかりだ。早々に止め上流に有るダム上を偵察に行く。残念ながら先行者の車が鎮座している。ダムからの遡上魚を目論んだが、小さい沢なので後攻めは無理と諦め、まだ早いが宿に向かう。
 「御宿四反田」の名前の由来は昔は農家で4反歩の栽培面積を持っていたから、だそうです。単位の反は良く解らないが1反は300坪なので1200坪であるらしい。最近は古民家ブームも有り観光地高山から4km位離れているが、客足は途絶えないらしい。今回も外人の家族が宿泊していた。ここでは勿論「飛騨牛」を特注していた。朝には「朴葉みそ」も頂いた。

 次の日宮川支流小鳥川に入る。むか~し(20年以上)宮川合流近くで竿を出し、直ぐ釣れた記憶がある。景色は何となく記憶は有るがそれらしき景色はまるでない。中流に向かう。川岸まで車で降りられる場所を発見。爺のポイント。浅い瀬が続く。
 葡萄虫で早速仕掛けを流す。餌が着水して直ぐに違和感。糸ふけを取ると確実なアタリ。10cmにも満たないヤマメがヒラヒラと舞い上がる。何度やっても同じ。入れ食いである。チビばかり。
 30mくらい上流に岩場が見えた。行ってみるとドン深。涎の出そうなポイント。2投目で強い引き。27cmの綺麗なヤマメ。3尾釣ったところでアタリが遠のく。浅瀬に入った他の仲間はチビヤマメの攻撃にギブアップ。

 下流に戻り食事場所を探すが食堂がない。仲間が温泉施設の看板を見たという。食事処が有るかも知れない。施設の2階に立派な食堂。一安心。

 食事後は小鳥ダム流れ込み付近を目指す。ここもむか~し来た事がある。釣果の記憶は無いが、懐かしい。しかし景色は全く変わっていた。数年前の大水で小鳥川全域が変わってしまったらしい。少し上流のソウツイ谷合流下に進入禁止の鎖の付いた橋があった。橋の上から皆で覗いてみると、何と40cmは有ろう大物が沢山ユラユラと泳いでいる。しかしウグイや渓流魚にしてはあまりにも太い。良く見ると橙色の魚まで見える。
 鯉だ!なんでこんな山奥に鯉がいるのか。それは先述の大水に関係がありそうだ。池の鯉が流されたと考えたが如何?しかしスマートな魚も見える。釣友1人がルアーで試し釣り。小さなヤマメが食いつく。餌釣りの友には全くアタリが出ない。
見ていられず私も橋の上から8mの竿に葡萄虫を付けて挑戦。しばらくして強い引き。竿が鉄骨の間から出しているので竿を上げられない。糸切れを覚悟で糸を直接たぐる。手にしたのは25cm位の虹でした。
 見える魚は釣れないと言うが、その通り。鼻先に餌が流れても口を使わない。虹を掛けた時も仕掛けを上下させ食い気を誘ったので釣れたのかもしれない。下流の瀬に入った仲間はチビヤマメに終わった。ソウツイ谷に入った仲間もチビヤマメばかりだったようだ。

 仲間の釣りを見ていた時にジムニーに載った方が車を止め話掛けてこられた。名古屋だったか岐阜だったか確かではないが、お住いの方で岐阜県全体の川がテレトリーらしい。この方が今釣ってきたポイントで良い釣りをして来たようで、親切にもそのポイントを教えてくれた。ここで公開する事は出来ないが。早速そこに行ってみた。車を止めるスペースが有った所に車を止め川を覗く。いかにも大物が居そうな深場が目に入った。早速仲間の一人が代表で試し釣り。しばらくして尺越えのイワナを釣り上げる。リリースの為、飲み込まれた針を必死で外し、リリース成功。ジムニーの方に感謝。

 6時頃のチェックインを知らせておいたので急いでアミーゴの宿「ヤスダペンション」に向かう。スペイン料理が自慢のペンションだ。食事もおいしく飛騨牛をリクエストしなかったが充分満足できる食事で有った。高山にお出での方は是非お試しを。

 翌日は朝から雨。この日の予定は川上川だったのでチェックアウト後の雨の合間をみて偵察に行く。途中公園の様な場所に大きな駐車スペースが有る場所に車を止め川を除く。小さな魚影が見える。一人が試し釣り。ここもチビヤマメが直ぐ釣れた。
ここは「あずまや」も有り駐車スペースも有り今回予定していたバーベキューも出来そうで次回釣行時にはここを利用したい。

 今回は何処もチビヤマメが沢山居たので、秋に来て成長を見てみたいと思う



恒例の初釣り 狩野川 3月1日   


 今年の宮田橋下は放流していないと判断して良いほど酷過ぎた。AM5:00現場に着くとすでに6台程車が止まっていた。少なくとも6人は場所取りしていると思われた。我々爺軍団5人、厳しい戦いが予想された。
 

 
焦っても仕方がないのでゆっくり支度しながら明るくなるのを待つ。目印が見えて来たので遠慮がちに先行者の脇に入らして貰う。先行者はもう2・3尾は釣れていてもおかしくないが、まだ釣れていない。 では俺が最初の1尾をあげようと力んでみたが、一向に当たりが無い。昨日は小雨であったので多少の濁りは入っていたかも知れぬが、好条件に傾くハズだ。 全く当たりがない。全員釣れない。1時間、2時間当たりすらない。

 結果10人以上の釣り人全員(餌釣り・ルアー・フライ)ボウズ。今日はダメと諦めた時、我々の仲間の1人が20cm前後のアマゴ1尾をゲットした。結果的にこの1尾が今日の宮田橋下の唯一の釣果であった。

 不漁原因は何だろう。
ここ10年以上、毎年宮田橋で解禁日を迎えているが、過去を調べてみると40パーセントの確率で不良となっている。上流のいづみ園の橋下(放流個所)では釣れていると目撃者有り。冷水、鵜等の鳥害、放流量、他に何が有る?


 
漁協さん何とかコメントお願いします。

 
来年からはの禁日は他の川にと考えるが、同じ会社の卒業生が自炊宿「いづみ園」で1年に1回のスキヤキパーティーが止められないのです。